「熊野古道」カテゴリーアーカイブ

久しぶりの熊野古道

5月2日と3日は、ボクと妻、次女、三女、四女の五人でほぼ二年ぶりの熊野古道でした。

一日目は尾鷲の「おとと」でランチ、JR新鹿駅発12:33の列車で波田須駅まで3分。そこから、徐福の宮~波田須の道~新鹿海岸というルートで、特に急な坂もなく、約90分の食後の散歩程度のトレッキングでした。

妻お気に入りの「花の窟神社」へ、これで三回目、縄文を感じる場所です。

熊野市内で銭湯に入り、ホテルへ、ホテル1Fにある居酒屋「しんたく」で家族飲み会、ここは何を食べても大変美味しいです。超おすすめ!

二日目は朝5時に夫婦と四女で七里御浜を散歩。

JR熊野駅8:24発大迫駅までこちらも3分。松本峠へ向かいます。かなり観光地化した熊野古道で、たくさんの観光客がボクたちが歩き終えた後次々に登っていました。
松本峠の東屋からは七里御浜が一望できます。

熊野から新鹿海岸に行き、浜に流れ込む川で手足と顔を洗いさっぱりしてから、昨日と同じ尾鷲の「おとと」でランチ、毎日でも食べたい食堂です。家族全員のお気に入りです。

熊野古道 伊勢路finish

熊野古道伊勢路も熊野三山詣でをもって一応finish。

実は7/29.30に熊野速玉神社・神倉神社・熊野那智大社・熊野本宮大社、ついでに果無集落や高野山を巡ったのですが、
8/12.13に鬼が城・丸山千枚田・湯の口温泉・那智の滝・補陀落山寺を娘たち4人と夫婦で訪れました。

熊野古道伊勢路の仕上げは「大門坂」
ここは熊野詣で栄えた当時の面影を特に美しく残しており、聖地「那智山」へと全長約600メートル、高低差約100メートルの石畳が続きます。
登り口にそびえる樹齢約800年の「夫婦杉」などが、参詣者を出迎えます。

「夫婦杉」でお決まりのツーショット

「鬼が城」太平洋の波が押し寄せる奇岩の岸壁を歩くご一行。

「丸山千枚田」稲わらの懐かしいかおりと風が気持ちがいい。

「那智の滝」この滝を目にしたら誰もが「神」を感じるでしょう。日本神道の原点アニミズムは巨岩や滝、山など自然に神の存在を見出したのですね。

熊野古道 伊勢路6

今日は二木島(にぎしま)峠と逢神(おうかみ)坂峠。
ボクたち夫婦と次女の三人。

JR新鹿(あたしか)駅の近くの駐車場にクルマを停め、11:45発JR紀勢線列車で次の駅二木島まで、僅か5分でした。
二木島は神武東征の際に上陸した伝承地の一つとされています。

古くから捕鯨の里として知られる二木島から古道にはいると、ほぼ全区間に苔むした石畳が通じていました。
ジブリの映画みたいな雰囲気です。「逢神」とは、伊勢と熊野の神が出会う場所という意味で、かつては狼が出没したためという説も。

次女の写真のキャプションは「疲れた夕子と薄情ダディ」ダディとはボクのこと。
距離は約5km、時間は2時間、八月の蒸し暑い気候での山歩きなのでそれなりに体力と水分を消耗します。
でもボクは結構夏に強くかえって元気になるようです。調子に乗って一人でどんどん進むので薄情と非難されております。どうもすみません。

無事に新鹿まで歩き通し、帰りに尾鷲の海洋深層水のお風呂に入って汗を流し、鈴鹿に帰還、今日もおいしいジンリッキーを頂きました。

熊野古道 伊勢路5

今日は「三木峠」
明治時代に新たらしい道路ができたために忘れ去られた熊野古道を
地元の老夫婦が発掘したそうです。NHK新日本紀行で取り上げていました。

その三木峠をボク達夫婦と四人の娘たちと歩いてきました。

峠入り口の駐車場に車を停め、往復1200mの散歩程度の峠越え。
ここでも熊野灘を望むことができます。

三木峠でかいた汗を熊野世界遺産リゾート熊野倶楽部の温泉「湯浴みぼっこ」で
流して、鈴鹿へ帰宅。なかなか充実した日帰り旅行でした。

熊野古道 伊勢路4

今日は、八鬼山越え。

尾鷲の「おとと」で腹ごしらえをして、八鬼山越えへ、といっても峠の近くまでクルマで行っておいしいところだけ歩くという実に不真面目な行いなのですが、それはそれで面白いわけで、最近のマイブームであります。

尾鷲「健康とゆとりの森」までクルマで、熊野灘を見渡せる大変眺め良いところでした。

そこから熊野古道伊勢路までシダが生い茂った尾鷲トレイルを歩き、荒神堂(西国三十三所第一番札所の前札所として、かつて多くの巡礼者が訪れたらしい)、八鬼山峠まで約2km、往復4km2時間のトレッキングでした。八鬼山頂にはおむすびの形の大きな岩がありその上に乗って子供みたいにはしゃいでみました。

八鬼山越えは西国一の難所といわれ、かつては山賊や狼が出没して巡礼者を苦しめましたらしいです。
今は熊出没注意の立て札が掲げてあります。

八鬼山越えでは、約100mごとに様々な表情をした石仏に出会います。

苔むした石畳はこれぞ熊野古道という感じが醸し出されています。

熊野古道 伊勢路3

今日は熊野古道伊勢路「ツヅラト峠」と「馬越峠」を踏破、ではなくつまみ食い。


「ツヅラト峠」はかつて「伊勢の国」と「紀伊の国」の国境だった峠。
ツヅラトとは九十九折のことで、カーブが連続します。
峠入り口の近くに車を停め、峠まで約15分の急坂を登ります。
峠から熊野灘が見渡せます。一応ツーショットをとってみました。

尾鷲の「おわせお魚いちば おとと」で昼食、コスパ高い大変おいしい、おすすめです。

続いて「馬越峠」、熊野古道伊勢路で一番人気のコースです。これぞ熊野古道という感じです。

伊勢側の入り口をちょっと歩いて、熊野側の馬越公園にクルマを停め、約30分で馬越峠へ到着。距離にして500mくらいですがかなりハード。いい汗をかきました。

次は西国一の難所といわれ、かつては山賊や狼が出没して巡礼者を苦しめた「八鬼山越え」です。

熊野古道 伊勢路2

今日は熊野古道伊勢路二番目の峠「三瀬坂峠」から「瀧原宮」を歩く予定でしたが、あいにく昨日6/10東海地方は梅雨入り、天気はおもわしくなく「瀧原宮」から尾鷲の「熊野古道センター」までの僕と妻、長女、次女の四人でのドライブに変更しました。

瀧原宮は第11代垂仁天皇の皇女倭姫命が天照大御神のご鎮座の地を求めて、宮川上流の方に「大河の瀧原の国」という美しい土地があり、この地に宮殿を造立されたのが起源とされます。垂仁天皇陵は昨年4/25に参拝しました。伊勢神宮の別宮ですが、厳かな雰囲気は神宮に劣らないものがあります。
長女に撮影を頼んだら「遺影にするの?」と戯言をたたきながら撮ってくれたのがこれ。たまにはツーショットもいいか。

近くの古民家カフェ「こんぺいとう」でランチ、とてもコスパが高く丁寧なつくりのおいしいお食事でした。

国道42号線で紀伊長島のお寿司屋「万両寿し」へ、さんま寿司とカキ寿司を購入、今日のお酒のおつまみになります。

最終目的地の熊野古道センターに12:30到着、上映時間10分とコンパクトにまとまった分かりやすいガイド動画を見せていただきました。ちなみに建設費用は22億円だそうです。係りの人が税金ですから大いに利用してくださいと言っていました。一応ボクも県民税は払っております。新型コロナ感染症の影響で利用者は少なく、平時もそんなに集客力があるとは思えません。もったいないかなと思いつつ世界遺産だし大事にしないといけないなと複雑な思いでした。

次回は「ツヅラト峠」を予定しております。

熊野古道 伊勢路1

かねてより行きたかった熊野古道伊勢路。

本日、最初の峠道「女鬼峠(めきとうげ)」を踏破(そんなに大袈裟なものではありませんが)してきました。

先ずは腹ごしらえということで、うなぎ屋さん「」へ、ミシュランプレート店です。11:00開店ですが既に二組先客が、でも15分ほどでうな丼・うな重が出てきました。大変おいしくいただきました。

熊野古道参拝者のためのトイレが設置されている「相鹿瀬集会所」に車を停めさせてもらい、12:00に女鬼峠到着、往復3kmほどの標高120m程度の散歩がてらでも行ける峠でした。でも薄暗い峠道は一人では怖いかも。

帰りに「元坂酒造」に立ち寄りお酒を買って、鈴鹿へ帰ってきました。

新型コロナの影響で外出を控えていた約三か月、久しぶりの家族5人でのハイキングとなりました。

最終目的地は熊野三山です。夏ごろまでには飛び飛びですが熊野古道伊勢路をコンプリートしたいと思っております。