今年のテーマが天皇を中心に日本の歴史をさらに深く知ることなのですが、子供のころ祖母と一緒に昭和天皇のお召列車を見た記憶があります。ただそれが何歳の時でどのような理由で天皇陛下が汽車で我が故郷厳木をお通りになったのかは全く分かりませんでした。
なんだかモヤ~とした感じを抱いていたのですが、先日市立図書館で皇室関連の書籍の棚をぼんやり見ていたら、「昭和天皇御召列車全記録」という本が目に留まりました。
この本は平成26年9月に公開された「昭和天皇実録」に記録されている昭和天皇の生涯にわたる鉄道乗車をリストアップし、他の公文書各種鉄道関連資料を調査して整理編集したものです。
1901年から1988年まで、昭和天皇の87年間約24万キロの鉄道体験であり、20世紀の日本の鉄道の歴史ともいえる内容になっています。
この本でボクのモヤモヤが解決できると確信し、内容を確認しました。
戦後巡行をされたことは知っていましたがボクが生まれる前のことで、生年の昭和29年以降の全国お召列車の路線図を見たら、載っていました。
国鉄唐津線です。高校3年間この鉄道で通学しました。まだ蒸気機関車が走っていた時代です。
実家が厳木駅のすぐ前で30秒でホームに行けます。何回か汽車に待ってもらったことがあります。近いのでかえって時間ぎりぎりまで家にいたのです。申し訳ございませんでした。
で、詳細を見たら昭和36年4月20日午後2時頃厳木を通過されたことがわかりました。当時6歳で小学1年生、祖母と一緒に国道203号線沿いに借りていた畑で天皇陛下をお迎えしたのでした。
一昨日4/17に今上天皇皇后両陛下が伊勢神宮に退位のご報告にお見えになるということで、今年はまだ行っていなかったのでボクも外宮へ参拝してきました。内宮は駐車場も満杯で雨も降っていたので諦めました。
4/18の今上天皇皇后両陛下の神宮へのご退位報告についてはメディアで多く報道していましたが、まるでアイドルみたいな取り上げ方でした。まあ、国民が皇室に関心をもちこの国の成り立ちや歴史を知ることはとてもいいことですね。
令和という新しい時代はもうすぐです。
お久しぶりです。昭和天皇のお召列車の通過は小生もよく覚えています。小学3年生の時で先生に引率されて厳木高校前の土手でみんなで日の丸の小旗を振ってお迎えしました。
天皇さまと皇后さまが列車から手を振ってくださいました。
因みに明治2年生まれの曾祖母は、列車が通過する1時間前から線路の見える庭に茣蓙を敷いて正座して待機し、列車が通過するときは平伏したままで、畏れ多くてお姿を拝見することは叶わなかったそうです。
コメントありがとうございます。
5/8のブログで書きましたが令和元年5月1日新天皇陛下にお会いすることができました。今年のテーマに対して益々興味がわいてきました。
季節の変わり目、ご自愛ください。